〝フランス人は10着しか服を持たない〟コミック版でこれからの人生が変わる

この〝フランス人は10着しか服を持たない〟というタイトル、本は読んだことはないにしても、聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

 

断捨離ブーム真っ只中の日本で、この本が有名になったのは、全く不思議ではありません。

 

 

私は、物が多い我が家をどうにかしたく、気になった片付けや断捨離の本を、Kindleでサンプルをダウンロードして、面白そうだなと思ったら、本を購入しています。

 

 

そして、この本はその中の1冊。

(こちらの画像はhttps://www.amazon.co.jpから引用しました)

こちらは〝フランス人は10着しか服を持たない〟のコミック版。

 

フランスに毎年のように滞在している村田順子さんのイラストなので、フランスの雰囲気が細かく伝わってきます。

イラストに関しては、Amazonのレビューでは好みが分かれているように感じましたが、個人的には、大半の女性は好きなイラストなのでは、と思います。

あらすじ

南カルフォルニアから大学の交換留学生として、半年間フランスの家庭にホームステイすることになった、ジェニファー。

ホストファミリーの家は、とても素晴らしい家で、高価と思われるアンティークが飾られており、食器も全て一流品。

ジェニファーのホストファミリーは、貴族の末裔だったのです。

そのホストファミリーの洗練された暮らしぶりから、ジェニファーは、暮らしの中の小さな楽しみに大きな喜びを見出す生き方を学んでいきます。

 

例えば…

● 上質なものを普段使いにする

●やみくもに服をたくさん持つのではなく、お気に入りの服を揃えて自分らしさを表現

●妥協せず自分らしさを知り、定番のスタイルを定める

● いつも美しく装うことは人生をリスペクトすること

など、ふむふむとうなづける、素敵な教えがたくさん出てきます。

 

 

この本を読んでよかったと思ったこと

●特別な時のために、とほとんど使っていなかった、お気に入りの食器や洋服を大活躍させています

誰もがやりがちな

〝特別な時のために使いたい〟

〝お気に入りだから壊したくない〟

私もやっていました。

 

でも、この本の通り、特別な時ってそうそう訪れません(笑)

使っていなくても、月日が流れれば、物だって劣化していくでしょうし、出番が少ないまま、自分の好みが変わって、処分することになったら…と思うと恐ろしくて、日々お気に入りを大切に使うようになりました。

 

●洋服の断捨離がかなり捗りました

これまで、もう外出用としては着ないだろうけど、高かったので捨てるのが惜しい服は、部屋着として使えばいいか、と部屋着の収納に収めていました。

 

ところが、外出する時に着ていた洋服は、家で着るには快適ではないことが多く、実際に、ほとんど着ていませんでした。

 

そんな時にこの本を読んで、〝家の中でもきちんとした格好でいよう いかなる時もきちんとしたものを身につけていれば自分を大切にしていると実感できる〟という言葉が響き、部屋着でも、人に見られても大丈夫な洋服(笑)と快適な着心地のもの以外は、一気に処分できました。

 

家にいる時でも、ボサボサ頭、すっぴんで着古した服でいるのではなく、マナーとしてではなく自分のために、常に素敵な自分であるように心がけたいと思いました。

 

 

 

衣服を処分するかどうかの時に、この本に書いてあった

● 気に入っているけれどくたびれている服

● ほぼ新品でも気に入っていない服

● いつか着られる日を夢見てるサイズの合わない服

● サイズは合うが着心地の悪い服

を心に問いかけて、決断するようにしたらかなり思い切れました!!

 

 

 

●洋服を買う際に慎重に考えるようになりました

今までは、服を買いに行った時は、買い物に行ったからには何か買わないと気が済まなくて、〝これが欲しい!!〟という気持ちよりも、〝まぁ欲しいのに似ているし、これでいいかな〟という気持ちで購入することが多かったです。

 

この本を読んでからは、お気に入りの服を着たら、その日1日ハッピーになれるのだから〝毎日がハッピーな気分になるよう全てをお気に入りの洋服にしたい〟と思うようになり、買い物に出かけても〝この洋服は、着たらテンション上がる服なのかどうか〟をよく考えるようになりました。

 

実際、そのように慎重に選んで、お気に入りが揃いつつあるクローゼットを見るたび、幸せな気分になります。

 

フランス人は、実際に服のバリエーションが少ない方が多いようなので、フランスで暮らすなら、洋服10着というのもアリなのかもしれませんが、日本で、10着でどうにかするには、余程着回しのアレンジを効かせないと厳しいかもしれません。

なので、自分なりの程よい手持ち服の数を見い出して、その中で、処分するとか新調するとかをよく考えて管理していったらいいのではないか、と思いました。

 

この本のおかげで、何気ない毎日は、自分次第で毎日素敵に、ハッピーに出来るんだな、と思いました。

本当に読んでよかった一冊です。