【凪のお暇】
(こちらの画像はttps://www.amazon.co.jp/Kindleから引用しました)
こちらたまにふらーりとのぞく〝めちゃコミック〟のレビューがよかった作品で私も無料立ち読みしてみました 💡
確かその時は8話くらい試し読みできたかな?
そしてどハマり!!
Kindleで現在発売中の4巻まで購入しました!!
【マンガのあらすじ】
小さい頃から空気を読んで過ごしてきた28歳OLの大島 凪(おおしま なぎ)が空気を読みすぎて職場で過呼吸になったのをきっかけに、仕事を辞め、人間関係を断ち、色々な物を捨ててボロアパートで一から本当の自分を取り戻すために奮闘するストーリー。
【1巻ネタバレ】
大島 凪は節約が趣味の冴えないOL。
空気を読んで、どんな時も文句を言わずに笑顔で自分を押し殺してずっと生きてきた。
それゆえに職場の同僚からはなめられ、仕事をさらっと押し付けられても、自分のミスではないことで上司に怒られても、何も言えず悶々とする日々をただ過ごしていた。
(コナリミサト 〝凪のお暇〟1巻から引用)
そんな凪の唯一の切り札は、会社の営業部のエース我聞慎二と付き合っていること。
会社のみんなには内緒だが、彼と付き合っているという事実が〝なんだかなぁ〜〟な毎日を過ごす彼女を支えていた。
(コナリミサト 〝凪のお暇〟1巻から引用)
ある日、同僚から〝お母さんが怪我しちゃって〟との口実で仕事をまたまた押し付けられてしまう凪。
その同僚がLINEの画面を開きっぱなしにしたまま帰ってしまうのだが、それに気づいた凪がLINEを見ると
と散々な言われよう…。
〝私も私じゃない人間だったら私になるのやだもん、絶対〟
と思いつつ、替えのインクを取りに、慎二のいる営業部を通り過ぎる。
その時、同僚と話している慎二の声が聞こえてくるが
〝結婚?ないない〟
と信じられない言葉の数々…。
唯一の切り札であった慎二にすらそんなことを言われて凪は息をどうやって吸って吐くのか分からなくなり過呼吸を起こしてしまう。
それをきっかけに郊外のボロアパートに引っ越し、服も家具も何もかも捨てて会社もやめてしまう。
(コナリミサト 〝凪のお暇〟1巻から引用)
凪の引っ越したアパートは家賃3万風呂付き、エアコンなし。
家賃の安さに飛びついたのが裏目に出て暑さで参る凪。
ゴミ捨て場に置いてあった扇風機を拾おうか迷い、じっと見つめている時に自動販売機のお釣りを漁るおばさんを目撃する。
そのおばさんは近所のパン屋さんからパンの耳ももらっている凪のアパートの上の住人だった。
〝ああはなりたくない〟と通りすがりの人から陰口を叩かれており、凪も〝なりたい自分〟がこのまま分からなければ〝生涯1人でこのままあのおばさんになってしまうのかも〟と不安を抱く。
自分の部屋で絶望している時に、上の階から洗濯物が落ちてきて、例のおばさんの部屋を訪れことになった凪。
おばさんはとても感じのいい人で、金銭面では豊かではないにしても、パンの耳をアレンジして美味しいチョコポッキーを作ったり、自販機で見つけたお金は〝ラッキー貯金〟として貯めていて、自分の生活を工夫し楽しみながら生きている、心豊かな人だったのだ。
〝私もあんな風になれたら…〟
凪はゴミ捨て場の扇風機を拾ってきて、黄色く自分で塗装。
そのおかげでやっと久しぶりにゆっくり寝付けた凪だった。
〝何もないなら何もないなりに楽しんでやる〟
凪は心新たに頑張ろうと決意するのだった。
とはいえ、つい空気を読みがちな凪なので、
今までの自分だったら言えなかったであろう一言を絞り出し、勇気を出して
これまでの自分と決別しようとしている姿を見ているとすごく応援したくなるのです。
凪は勇気を出して今まで見られなかった世界を見られた嬉しさの勢いで、タトゥーがたくさん腕に入ったお隣さんに話しかけてみる。
怖そうと思っていたお隣さんのゴンさんもいい人で幸せ気分の凪。
いい雰囲気でゴンさんと話している時に、元彼慎二が突然訪ねてくる。
そして凪のコンプレックスのもじゃもじゃ頭を見て一言、
〝おまえ、ブスになったなぁ〟
慎二はホントひどい!! 👿
凪の部屋にも強引に入り、凪の断捨離生活で大爆笑する慎二。
〝どうしてこんなに人のこと土足で踏み荒らせるの〟
ボーゼンとしながらも慎二の言うことを聞いてしまう凪。
それでも勇気を出して
〝ありのままの私をあなたは愛してくれなくていいから今後一切私にかかわらないでください〟
よく言った、凪!!!(笑)
〝いいか、凪。おまえは絶対に変われない。その様を俺が見ててやるよ〟
そう言い捨てて帰る慎二だったが、帰る途中ボロ泣きしていたのだった。
仕事を辞めてから貯金は先細る一方。
失業保険をもらうため、気持ちを入れ替えて職安へ行く凪。
そこで同じく職を探している坂本さんに出会う。
気が合いそうで嬉しかったが、お茶をしている時にパワーストーンの購入を勧められてガックリする凪。
いつもだったらはっきりと断れない凪だが、今回は勇気を出して断った。
坂本さんは〝石がすごいと思ったのは本当なの。でもこういうことしていたら友達1人もいなくなっちゃった〟と泣きながら説明し去ろうとするが、
〝その石のこと抜きでならまた会って話しましょう、普通に〟
どこまでもお人好しな凪だったが、このシーンはほっこりします 😳
一方で慎二は取引先の人とキャバクラへ行き、凪にそっくりの雰囲気のキャバ嬢を見つけ、
〝ついこないだ彼女と別れちゃったんだけど、まだそいつのことメッチャ好きなんだわ〜〟
と酔いつぶれていた。
そんな中、凪はお隣さんのゴンさんと距離を縮めていく。
以上が1巻の内容でした!!
【1巻で気になったところ】
〝凪のお暇〟の中には色々な節約術やおうちで出来るクッキング情報が載っているのも魅力の1つです 😀
その中で、今回の1巻で気になったのは
●ミルクティーの淹れ方
●豆苗を育てたい
の2つです★
チャイ好きなので絶対このミルクティー好きになりそう 😀
豆苗は凪のお料理にしょっちゅう登場しているのでなんだか美味しそうに感じられる!!
こういう知識を得つつ、漫画を楽しめるっていいですね!!
漫画家のコナリミサトさんも毎日の生活をこうやって工夫して楽しんでいる方なんでしょうね 🙂
【感想】
私も空気読みがちなタイプなので、凪の姿を自分に重ねてしまいます 🙄
私も相手の気持ちを考えてばかりで、自分の本当の気持ちが蔑ろになっていることに最近気が付きました。
この本を読んで、怒りを抑えず感情をそのまま表現するようになったわけではありません。大人ですから、不快なこともサラッと受け流す力量は人付き合いの中で必要だと思います。
不快なことがあって毎度怒っているパワーもありませんし(笑)
でももっと自分の思うように生きてみようと思いました。
空気を読んで、気を遣って人を誘わない、遊びたい人だけと遊ぶとか。短い人生、自分が心から楽しめることに専念したいなと思うようになったのでした。