合成界面活性剤が、いかに肌の正常なバリアを崩してしまうのかを知ってから、極力合成界面活性剤が肌に触れないよう心がけて生活しています。
ドラッグストアで売られている液体の多くの洗濯用洗剤には、合成界面活性剤が含まれていることが多いです。
なので、私は粉せっけんを使用しています。
私が使っているのは、ミヨシの〝そよかぜ〟。
粉せっけんは、お肌に優しく、自然な石鹸の香りで、洗い上がりの洗濯物の匂いを嗅ぐのが至福の時。
ではあるのですが、1つ問題が。
そのまま洗剤投入口に入れると、粉石鹸が溶けにくく、乾いた時に衣類が白っぽくなるどころか、洗剤投入口が詰まってしまい、洗濯室が水浸しになってしまったことも(汗)。
そこで、粉石鹸の溶け残りがなくなるよう試行錯誤して、たどり着いた解決方法をご紹介したいと思います。
ポイント1 ◆ネットまたはシェイカーを使う◆
一番簡単なのは、キメの細かいネットを使うこと。
このネットに粉石鹸を入れて、洗濯物と一緒に回すことで、綺麗に溶けきります。
粉石鹸の塊が、ネットの中に残ってしまうことはありません。
こちらの方法が一番簡単だと思います。
もう1つの方法は、シェイカーを使うことです。
こちらダイソーで購入したシェイカーです。
価格はもちろん税込110円です。
家族4人分の洗濯物に対して使用する粉石鹸は1回あたり大さじ3杯。
大さじ3杯の粉石鹸をシェイカーに入れた後、続けて水半分程度入れてよく振ります。
しっかり泡立ったことを確認し、洗剤投入口からではなく、直接衣類の上に粉石鹸液をかけます。
シェイカーに残った泡も、水を足してまた洗濯物の上にかけます。
その後、いつも通り洗濯機をスタートさせてください。
この方法で粉石鹸を溶かせば、洗濯後、石鹸の塊が出てくることはないと思います。
ポイント2 ◆洗濯の水量は多めに◆
最近の洗濯機は、いかに〝節電〟〝節水〟になるかということを重視しすぎていて、肝心の汚れ落ちがいまいちだというレビューをよく見かけます。
洗濯する際の水が少ないと、その分汚れ落ちが悪くなる上、臭いもとれにくくなってしまうそう。
なので、私は〝水位高め〟を選択し、水を多くして洗濯するようにしています。
そうしてから、やはり汚れがよく落ちるようになりましたし、乾いた洗濯物に白く粉石鹸が残ってしまうこともなくなりました。
ポイント3 ◆1回の洗濯量は洗濯機の7割程度にする◆
洗濯物を1回で済ませたいからといって、洗濯機がギュウギュウになる程詰め込んでしまうと、洗濯槽の中の動きが制限されてしまって、洗剤が全体に行き渡らず、汚れが落ちにくくなってしまう原因に。
同じく粉石鹸がしっかりすすがれない原因にもなってしまいます。
スッキリ洗うためにも、洗濯量を守って洗いましょう。
★ポイントを生かして快適な粉石鹸ライフを過ごしましょう★
液体の洗濯洗剤をしばらく使用した後、粉石鹸を使ってみると、その扱いにくさに一度は挫折しそうになりますが、きちんと使いこなせば、とても経済的で地球にも優しい洗剤だと思います。
粉石鹸の取り扱いに苦戦している方の参考になれば幸いです。