私は糠漬けが好きです。
美味しくて体にもいいですし、毎日摂りたいなぁと思っている食べ物の1つです。
アメリカで一度、もう日本に帰国する駐在妻さんから糠床を譲り受けたことがあります。
いただいてしばらくは安定した味で、日本の味を楽しんでいたのですが、途中から味が渋く変化していってしまいました。
そこで、ネットで調べて、卵の殻を入れてみたり、唐辛子を入れてみたりと試行錯誤してみたのですが、味は改善することがなく、そのままダメになってしまいました。
その後、日本に帰国してから、糠床の材料もあるので、糠漬けを始めたかったのですが、家族で私一人だけが糠漬け好きというのが、重い腰が上がらない理由の1つになっていました。
そうして、糠漬けを始める熱意が消えつつあったある日。
こんな商品に出会いました。
◆発酵の魔法〜かんたん糠床〜
可愛らしいパッケージに、やる気にさせる商品名。
こちらの〝発酵の魔法〜かんたん糠床〜〟は、2021年4月に株式会社ピックルスコーポレーションから発売された商品。
【商品について】
植物由来の乳酸菌Pne-12(ピーネ12)で発酵させる独自の発酵製法で酸味や香りを引き出した糠漬けのもと。
野菜だけでなく、肉や魚など様々な素材を漬けるのに便利なキャップ付きのパウチタイプ。
【原材料】
米ぬか(国産)、食塩、醸造酢、ブドウ糖、蒸留酒、昆布、麦芽エキス、唐辛子、酵母エキス、にんにく、生姜、米、米麹、乳酸菌/調味料(アミノ酸等)、酸味料、(一部に小麦を含む)
【内容量】
170グラム
【賞味期限】
製造日から90日
【栄養成分】
1回分25グラム当たり
エネルギー32kcal
タンパク質1.1g
脂質1.4g
炭水化物3.7g
食塩相当量2.9g
【保存方法】
要冷蔵 10度以下
手軽に糠漬けをできるようだけれど、その実力はどんなものなのかしら?
ということで、早速買ってみました。
◆使い方の基本
使い方はとても分かりやすくパッケージに書いてあります。
素材(きゅうり・人参など):ぬかは、4:1
で使用するのが、基本の使い方です。
なので、野菜が100グラムあったとしたら、糠の量は25グラムということになります。
●すぐ食べる場合
素材を一口大に刻んで和えて、30分漬ける。
●漬け込む場合
素材にそのまま塗って、8〜32時間漬け込む。
◆早速漬けてみました
ズボラな私は、サランラップにきゅうりを置いて、横にビーッと糠を出しました。
こんな感じです。
それだけだときゅうりがぬかで覆われなかったので、反対側にも同じようにビーッと糠を出しました。
そして、ラップをくるくる閉じて…
もう1枚ラップを巻いて、最後にポリ袋に入れて、冷蔵庫で約8時間漬けました。
…とこれは、糠床が多過ぎたみたいで、ちょっと塩気の強い糠漬けになってしまいましたが、味はとっても美味しい!!
糠床は付けた半分量だけで十分だったみたいですね(汗)
それからは、野菜が糠床に覆われ過ぎてなくて、ちょっと糠床たりてないかなぁ?というくらいがちょうどいいことが分かり、パパッと漬けられるようになりました。
糠床をちょっと舐めてみたら、これもまた美味しい。
簡単に美味しい糠漬けが出来るので、すっかりハマってしまいました。
最近は、カブをたくさん漬けて、口が寂しい時に食べています。